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キャリアインタビュー  2014.01.17掲載

病気や障害をおっても、その人が望む生活を支える地域支援体制と円滑な多職種との連携体制を構築する一助となりたい

齋藤 雅子さん/恵光訪問看護ステーション(医療法人社団 川満恵光会)

Q.何故、訪問看護を選んだのですか?

訪問看護を初めて7年目、私は複雑な制度の理解不足を自覚して悩んでいました。また一人で訪問して看護を実践する中での判断や技術にも不安を感じていました。自分に不足していると思った研修には数多く参加したのですが、自信を持てるには至らず、不安も消えませんでした。

そこで訪問看護に必要な最新かつ正確な勉強を一からやり直して、大好きな訪問看護を自信を持って続けたいと思い、訪問看護認定看護師教育課程を受験しました。

Q.訪問看護のやりがいは何ですか?

スタッフで私は、認定看護師教育課程で初めて看護管理やコンサルーションを学びました。その中で、困った事態になると逃げてしまう自己に気づきました。そして卒業までに確かな知識と技術を習得し、問題解決やコンサルテーションの方法を理解できるようになりました。

認定看護師になってからは、事業所内外での講義、地域住民や多職種への講演、全国の訪問看護ステーションへのコンサルテーションを通して、訪問看護師の育成、質の向上、PRに取り組んでいます。

Q.今後のキャリアや夢は何ですか?

自己研鑽を続けて、その学びは講義等で事業所内・外の訪問看護師に伝え、共に向上していきたいと考えています。

また地域住民、多職種の勉強会での講義を通して、これからも訪問看護のPRに努め、「病気や障害をおっても、その人が望む生活を支える地域支援体制と円滑な多職種との連携体制を構築する一助となりたい」と考えています。

そのためには訪問看護認定看護師が増えることを希望しています。是非、皆さんもチャレンジしてください。

PROFILE

  • ■勤務先:
    恵光訪問看護ステーション(医療法人社団 川満恵光会)

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