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キャリアインタビュー  2014.01.14掲載

思いがけないことが起こるのが在宅ケアです。だからこそ面白い!

竹森 志穂(地域看護専門看護師)さん/某訪問看護ステーション

Q.何故、訪問看護を選んだのですか?

訪問看護を始めて2年を過ぎた頃、まだまだ現場で学ぶことはあるけれど、実践現場だけでは学びきれないことがあると感じるようになりました。その頃、たまたま日本看護協会のHPで専門看護師の役割を目にしました。実践もしながら、研究や教育もする。それは、まさに私がなりたい看護師像でした。大学院への進学も考えていた私にとって、いろんな思いの一致したところが、大学院の専門看護師コースでした。

Q.訪問看護のやりがいは何ですか?

大学院では、「教えてもらう」のではなく「自ら学ぶ」という姿勢を再確認しました。また、自分の視野も広がり、多くの人との出会いがありました。それは、その後の活動にも活きていると思います。

地域看護専門看護師の認定を受けてからは、講義や執筆などの依頼をいただく機会が増えました。最初からうまくいくことは少ないのですが、様々な経験をすることで、新しいことが見えてきます。それらを、自分の実践に活かし、また多くの人に伝えることができるのが楽しいと感じています。

Q.今後のキャリアや夢は何ですか?

私は、在宅ケアの場は、看護師の本領を発揮できる場だと思います。訪問看護をしていて出会う方々は、看護師の思い通りにはならないし、思いがけないことが起こるのが在宅ケアです。だからこそ面白い!

訪問看護師には、たくましくしなやかに活動して欲しいと思います。そのために、私も実践しつつ、訪問看護師の教育にも関わりたいと思います。また、訪問看護師が自信を持って根拠を持って実践できるように、現場から研究課題を発信したいと思っています。

PROFILE

  • ■勤務先:
    某訪問看護ステーション

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